ガブリエル・フォーレ
Gabriel Urbain Fauré(1845-1924)
フランスの作曲家・オルガニスト
南フランス出身。パリの音楽学校で宗教音楽を学び、サン=サーンスにピアノと作曲を師事。卒業後は各地の教会オルガニストとして活動し、1896年にマドレーヌ教会の主席奏者に就任。同年にパリ音楽院の教授となり、のち同院長として後進を育成した。流動的な和声進行に特徴があり、古典主義的な形式に気品と叙情性を湛えた作風を示す。歌曲・合唱曲・ピアノ曲・室内楽曲に多くの作品を残し、特に「レクイエム」は傑作として名高い。
関連人物
- サン=サーンス(作曲家):師。
- フランク(作曲家):サン=サーンスらと国民音楽協会を共同で設立。
- マスネ(作曲家):同僚。
- ダンディ(作曲家):同僚。
- ラヴェル(作曲家):弟子。
- エネスク(作曲家):弟子。
- ブーランジェ(作曲家):弟子。
- ラシーヌ(劇作家)
- ヴェルレーヌ(詩人):歌曲「月の光」の原詩作者。
- メーテルリンク(詩人):戯曲「ペレアスとメリザンド」の作者。
(2012/07/01 改作)