ハインリヒ・ヘルツ
Heinrich Rudolf Hertz(1857-1894)
ドイツの物理学者
ハンブルク出身。ミュンヘン大学で物理学を学び、ベルリン大学でヘルムホルツに師事する。のちカールスルーエ大学の教授となり、マクスウェルが予測した電磁気理論を研究、1888年に電気振動から電磁波の発生を確かめ、その存在を実証した(ヘルツの実験)。その過程で後に光電効果として説明される現象も発見している。また運動体の力学研究でも業績を残すが、36歳の若さで病死。周波数を示す国際単位ヘルツ(Hz)にその名が残されている。