ヒエロニムス・ボス
Hieronymus Bosch(1450?-1516)
ネーデルラント・初期フランドル派の画家
スヘルトーヘンボス出身。画家の一族に生まれ、当地の友愛団体「聖母マリア兄弟会」に所属していた事以外、詳細な経歴は不明。堕落した人間や奇怪な鳥獣が織りなす幻想的絵画「快楽の園」で知られる。極めて特異な作風は、死後にスペイン王フェリペ2世から愛好されたほか、近現代になってシュルレアリスムの立場から再び注目を集めた。他に「干し草車」「聖アントニウスの誘惑」「東方三博士の礼拝」「最後の審判」など、約30点が現存する。
関連人物
参考リンク
- ボスの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)