キリヌケ成層圏

歴史上の人物の似顔絵を切り絵で描くブログ(画風改造中)

日野富子の似顔絵

2017/03/15

日野富子のイラスト

日野富子

ひのとみこ(1440-1496)
室町時代中期~戦国時代初期の女性
室町幕府第8代将軍御台所

日野重政の娘。16歳で将軍足利義政に嫁ぐ。のち男子義尚を出産した事で、既に将軍継嗣と定まっていた義弟義視との間に溝が生じた。ここに宿老山名宗全と細川勝元の対立、管領家の家督争いなども絡み、1467年に応仁の乱が勃発。大乱が長期化すると兄勝光に代わって東西両軍の講和交渉を担い、関銭の着服、米の投機、高利貸しなどの利殖活動で幕府・朝廷の財政を賄った。義尚・義政の死後に尼となるが、御台として引き続き幕政に影響力を保った。

御台所(富子)は天下を牛耳り、お金をどれほどお持ちか分からない。大名も利子を払ってこれを借り、天下の富はことごとく御台所へ集まっているようだ。

尋尊「大乗院寺社雑事記」
文明9年(1477)7月29日条

関連人物

  • 足利義政(第8代将軍):夫。夫婦仲は険悪だった。
  • 日野勝光(公卿):兄。将軍縁者として幕府・朝廷内で権勢を振るった。
  • 足利義尚(第9代将軍):次男。六角征伐の陣中で両親に先立って病没。
  • 足利義視(足利氏一門):義弟。将軍職を巡って父子二代で対立。
  • 伊勢貞親(政所執事):義尚の乳夫。義尚を擁立すべく義視の排斥を謀った。
  • 山名宗全(但馬守護):義尚の後見役とされる。応仁の乱・西軍総大将。
  • 細川勝元(管領):義視の後見役とされる。応仁の乱・東軍総大将。
  • 足利義材(第10代将軍):甥。富子の後援で擁立されるが、後に敵対。
  • 足利義澄(第11代将軍):甥。細川政元らとの協力で擁立された。
  • 細川政元(管領):富子らと共謀して将軍廃立(明応の政変)を決行。
  • 伊勢貞宗(政所執事):義尚の養育係。富子・政元らの将軍廃立を支援。
  • 一条兼良(公卿):富子の庇護を受けて学問を指南した。

参考資料

  • 日野富子木像(宝鏡寺蔵)

(2017/03/05 改作)

-日本の人物, 似顔絵, 戦国時代, 室町時代
-