北条氏政の似顔絵

北条氏政のイラスト

北条氏政

ほうじょううじまさ(1538-1590)
戦国時代~安土桃山時代の武将・大名
相模北条氏第4代当主

北条氏康の次男。22歳で家督を継ぎ、父と共に越後上杉氏や甲斐武田氏と抗争を繰り広げる一方、北関東へ勢力を拡大。本能寺の変に伴う混乱に乗じて上野を奪取し、関八州の大部分240万石を領有する。しかし天下統一を進める豊臣秀吉の上洛要求を拒否し、上州名胡桃城の帰属を巡る真田氏との紛争も絡んで「小田原征伐」が決定。数ヶ月に及ぶ籠城戦の末に降伏し、弟氏照と共に切腹を命じられ自刃。戦後、旧領は徳川家康に与えられ、後北条氏は没落した。

関連人物

  • 北条氏康(相模の大名):父。
  • 武田信玄(甲斐の大名):義父。小田原に来襲し、三増峠で合戦。
  • 上杉謙信(越後の大名):関東遠征を幾度と仕掛けて交戦。
  • 里見義弘(安房の大名):上総の支配を巡って交戦。
  • 佐竹義重(常陸の大名):関東の覇権を巡って交戦。
  • 徳川家康(三河の大名):娘を氏直に嫁がせて同盟を締結。
  • 織田信長(尾張の大名):関東支配を目論みつつ協調関係を結ぶ。
  • 豊臣秀吉(天下人):小田原征伐で北条氏を下し、天下統一を成した。
  • 北条氏直(相模の大名):嫡男。小田原征伐により高野山へ追放された。
  • 北条氏照(北条家家臣):実弟。小田原征伐で徹底抗戦を主張し、共に自刃。

参考資料

  • 北条氏政像(小田原城天守閣蔵)

(2012/05/31 改作)

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