北条氏康の似顔絵

北条氏康のイラスト

北条氏康

ほうじょううじやす(1515-1571)
戦国時代の武将・大名
相模北条氏第3代当主

北条氏綱の嫡男。父の死により27歳で家督を継ぐ。1546年、義弟綱成の守る武蔵河越城が扇谷上杉氏・山内上杉氏・古河公方足利氏の連合軍に包囲されると、援軍を送って大勝し、関東南部の支配を決定付けた。のち駿河へ侵攻する一方で、武田信玄・今川義元と三国同盟を締結。隠居後も子の氏政を後見しながら、関東侵出を図る上杉謙信と対抗する。領内の検地を進めて税制改革や伝馬制度を整備するなど内政にも優れ、後北条氏の最盛期を築いた。

関連人物

  • 北条氏綱(第2代当主):父。
  • 北条氏政(第4代当主):嫡男。武田信玄の娘を正室に迎えた。
  • 上杉朝定(武蔵の大名):扇谷上杉氏。憲政と連携して北条軍と交戦するが討死。
  • 上杉憲政(関東管領):山内上杉氏。河越での敗北を機に関東を追われた。
  • 足利晴氏(古河公方):妹婿。扇谷・山内両上杉氏と連合するが敗北。
  • 武田信玄(甲斐の大名):義兄弟。娘を氏政へ嫁がせ、三国同盟を締結。
  • 今川義元(駿河の大名):義兄弟。嫡男に氏康の娘を迎え、三国同盟を締結。
  • 上杉謙信(越後の大名):関東を追われた憲政を庇護し、北条方との攻防を展開。
  • 里見義堯(安房の大名):房総半島で勢力を拡大し、北条方との攻防を展開。
  • 三条西実隆(公卿・歌人):歌の師。

参考資料

  • 北条氏康像(早雲寺蔵)
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