ジャンヌ・ダルクの似顔絵

ジャンヌ・ダルク,ジャンヌダルクのイラスト

ジャンヌ・ダルク

Jeanne d’Arc(1411/12-1431)
フランスの農民・軍人・聖人

ロレーヌ地方出身。小村の農夫の娘に生まれながら、「神の声」を聞いたとしてフランスに従軍。百年戦争末期の1429年、イングランド軍の包囲砦を陥落させてオルレアンを解放し、シャルル7世の戴冠に貢献する。しかし翌30年、ブルゴーニュ公国軍の捕虜となり、ルーアン城に留置。パリ大学神学部から異端の嫌疑を受け、宗教裁判の結果、異端者として火刑に処せられた。死後、再審査で無実が宣言されて神聖視され、1920年に聖人に列せられた。

関連人物

  • シャルル7世(フランス王):主君。ジャンヌ活躍後、攻勢に転じて百年戦争を終結。
  • ヘンリー5世(イングランド王):フランスの内紛に乗じてブルゴーニュ公と同盟。
  • フィリップ3世(ブルゴーニュ公):ジャンヌを捕らえ、イングランド軍に引き渡した。
  • ジル・ド・レ(フランス軍元帥):協力者。のち浪費と少年虐殺で悪名を残した。
  • コーション(ボーヴェ司教):イングランド側の意を受け、ジャンヌの火刑を主導。
  • アングル(画家):「シャルル7世の戴冠式でのジャンヌ・ダルク」を制作。
  • ショー(劇作家):戯曲「聖女ジョウン」を執筆。
  • チャイコフスキー(作曲家):歌劇「オルレアンの乙女」を作曲。
  • オネゲル(作曲家):オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」を作曲。
  • ベネディクトゥス15世(ローマ教皇):ジャンヌを聖人に列した。

作品提供

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