ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
Johann Wolfgang von Goethe
（1749-1832）
ドイツの詩人・劇作家・科学者・政治家
ザクセン＝ヴァイマル＝アイゼナハ公国宰相
フランクフルト・アム・マイン出身。ライプツィヒ大学卒業後、1774年出版の小説「若きウェルテルの悩み」でシュトゥルム・ウント・ドラング運動を牽引する。ヴァイマル公国で政務に携わった後、イタリア旅行やシラーとの交流を通じて創作に励み、ドイツ古典主義を確立。思索の領域は幅広く、自然科学や哲学にも及んだ。代表作に戯曲「ファウスト」、小説「ヴィルヘルム・マイスター」、叙事詩「ヘルマンとドロテーア」、詩集「西東詩集」など。
関連人物
- ヘルダー（哲学者）：文芸評論家として若きゲーテを指導した。
- ハーフィズ（詩人）：「西東詩集」に影響を与えた。
- ニュートン（科学者）：「色彩論」で数学的な分析を批判された。
- ヤコービ（哲学者）：交友。
- ヴィーラント（小説家）：交友。
- シェリング（哲学者）：交友。
- シラー（詩人）：交友。
- ベートーヴェン（作曲家）：「エグモント」を作曲。
- シューベルト（作曲家）：「魔王」「野ばら」などを作曲。
- リスト（作曲家）：「ファウスト交響曲」を作曲。
- 森鴎外（小説家）：ゲーテを和訳して広く紹介。
参考資料
- シュティーラー：ゲーテの肖像（ノイエ・ピナコテーク蔵）
（2017/01/21 改作）
