ユトリロの似顔絵

ユトリロのイラスト

モーリス・ユトリロ

Maurice Utrillo(1883-1955)
フランスの画家

モンマルトル出身。後の女流画家ヴァラドンの私生児。幼くして酒に溺れ、18歳でアルコール依存症となり入院。1902年、療養のために絵筆を持たされ、パリ郊外やモンマルトルの街並を独自に描き出した。当初は印象派に倣った画風だったが、絵具に漆喰を混ぜ、灰白色の淀んだ調子で場末の陰鬱な様子を描く「白の時代」へ至る。その後は色彩が豊かになり、柔らかく温もりのある作風へ変貌。晩年には健康を持ち直して、人気作家として絵を量産した。

関連人物

  • シュザンヌ・ヴァラドン(モデル・画家):母。
  • ピサロ(画家):初期のユトリロが影響を受けた。
  • シスレー(画家):初期のユトリロが影響を受けた。
  • モディリアーニ(画家):交流。
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