ニコラ・テスラ
Nikola Tesla(1856-1943)
アメリカの電気技師・発明家
現クロアチア出身。グラーツ工科大学とプラハ大学に学び、ブダペストの電信局に勤務。1882年に交流電磁誘導の原理を発見、84年に渡米してエジソンの下で働くが、対立して独立する。87年に特許を申請し、交流による大電力輸送技術の基礎を確立。さらにテスラコイルや油浸式変圧器などからなる高周波高電圧技術を開発し、ウェスティングハウス社の協力でナイアガラの滝の発電所に応用され成功を収めた。磁束密度の単位テスラ(T)に名を残す。
関連人物
- マッハ(物理学者):テスラが影響を受けた。
- エジソン(発明家):元上司。
- ウェスティングハウス(実業家):テスラの交流電動技術を導入、普及させた。
- トウェイン(作家):友人。
- ガウス(物理学者):磁束密度の単位Gに名を残す(1T=10000G)。