ビスマルクの似顔絵

ビスマルクのイラスト

オットー・フォン・ビスマルク

Otto Eduard Leopold Furst von Bismarck(1815-1898)
プロイセン・ドイツの政治家
プロイセン王国首相・ドイツ帝国初代首相

ユンカーの出身。ゲッティンゲン大学とベルリン大学で学び、官吏や地主を経て政界へ入る。1862年にプロイセン首相に任命されると、反対派を押し切って軍備拡張を進め、普墺戦争・普仏戦争に勝利。1871年、ヴィルヘルム1世を皇帝に戴き、ドイツ統一を成し遂げた。内政では社会主義運動を弾圧する一方で社会保険制度を整備。外交では欧州諸国と同盟を結んでフランスの孤立を図った。のち社会政策を巡ってヴィルヘルム2世と衝突し、90年に辞任した。

大国は自分に利益がある場合は国際法に従うが、ひとたび不利とみれば、たちまち軍事力にものをいわせてくる。…そうした国際社会にあって小国が主権を守るためには、軍事力に頼ることも必要である。なぜなら、それぞれの国が対等の力を持つことで、はじめてお互いが侵略せずに主権を守り合う公明正大な国際社会が実現するからだ。

1873年3月15日
岩倉使節団歓迎会での助言

関連人物

  • ヴィルヘルム1世(初代ドイツ皇帝):主君。
  • ヴィルヘルム2世(第3代ドイツ皇帝):主君。社会政策や対露外交を巡って対立。
  • モルトケ(陸軍軍人):陸軍参謀総長として普墺・普仏戦争の勝利に貢献。
  • クルップ(実業家):高性能の大砲を供給し、プロイセンの軍事力を支えた。
  • フランツ・ヨーゼフ1世(オーストリア皇帝):1866年の普墺戦争で敗北。
  • ナポレオン3世(フランス皇帝):1870-71年の普仏戦争で敗北、自ら捕虜となった。
  • ラッサール(社会主義者):ドイツの労働運動指導者。
  • ベーベル(社会主義者):ラッサール派と合同して社会主義労働者党を結成。
  • ブラームス(作曲家):ビスマルク支持者。戦勝を祝する作品を残している。
  • 伊藤博文(日本国初代首相):岩倉使節団として会見し、深い影響を受けた。