サッフォー
(Sappho, 前612?-?)
古代ギリシャの女流詩人
レスボス島出身。夫に先立たれた後、島の少女達を集めて音楽や詩を教え、文学愛好家のグループを形成。叙情詩・挽歌・恋歌などを簡潔な表現で歌い上げ、ギリシャでは「10番目のムーサ(女神)」と讃えられた。一方、後世には退廃的と見なされ、同性愛、失恋による自殺などの伝説が生まれた。
関連人物
- アルカイオス(詩人):交友。
参考リンク
- アルマ=タデマ画:「サッフォーとアルカイオス」(Wikimedia Commons)
(2011/10/01 改作)