平重衡の似顔絵

平重衡のイラスト

平重衡

たいらのしげひら(1157-1185)
平安末期の武将・公卿

平清盛の五男。源頼政を宇治川で破り、南都攻撃の総大将として東大寺・興福寺を焼討ちした。その翌年には墨俣川で源行家軍を撃破し、都落ち後は各地を転戦する。一ノ谷で大敗し捕虜となると、護送先の鎌倉で源頼朝と引見した。平氏滅亡後、南都衆徒からの強い要求で奈良へ引き渡され、焼討ちの張本人として木津川にて斬首。

関連人物

  • 平清盛(平氏の棟梁):父。
  • 平時子(清盛の継室):母。
  • 平宗盛(平氏の総大将):実兄。
  • 平知盛(平氏の大将):実兄。
  • 平徳子(高倉天皇中宮):実姉。安徳天皇の国母・建礼門院。
  • 藤原輔子(女官):正室。処刑直前に対面し、別れの歌を交わした。
  • 源頼政(源氏の武将):宇治川にて平氏軍に討たれた。
  • 源行家(源氏の武将):墨俣川の戦いで重衡軍に大敗した。
  • 梶原景時(源氏の武将):一ノ谷で捕虜となった重衡を鎌倉まで護送した。
  • 源頼朝(源氏の棟梁):鎌倉で重衡と対面し、その器量の大きさに感心した。

参考資料

  • 平重衡像(安福寺蔵)
  • 菊池容斎:「前賢故実」より
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