ベニート・ムッソリーニ
Benito Amilcare Andrea Mussolini(1883-1945)
イタリアの軍人・政治家
第40代イタリア王国首相
初め社会党左派に属したが、第一次大戦で参戦論を唱えたために除名。戦後、ファシスト党を結成して独裁体制を樹立する。エチオピア侵略やスペイン内戦への介入などでドイツに接近、軍事同盟を結んだのち、1940年に第二次大戦へ参戦。しかし敗色濃厚の1943年に党内のクーデターによって失脚、連合軍に援助された共産パルチザンに捕えられ処刑された。
関連人物
- ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世(イタリア王):ムッソリーニに組閣を命じた。
- ピウス11世(ローマ教皇):ラテラノ条約を締結し、バチカン市国として独立。
- フランコ(スペイン国総統):スペイン内戦でイタリアの支援を受けた。
- 近衛文麿(日本国首相):日独伊三国同盟を締結。
- ヒトラー(ドイツ国総統):日独伊三国同盟を締結。
- ソレル(社会思想家):ファシズムに影響を与えたとされる。
- ダンヌンツィオ(詩人):ファシズムに影響を与えたとされる。
- ガリバルディ(愛国者):リソルジメントの際、義勇軍「赤シャツ隊」を組織した。