ジョン・フォン・ノイマン
John von Neumann(1903-1957)
ハンガリー、アメリカの数学者
ブダペスト出身。ブダペスト大学で数学、ベルリン大学とチューリヒ工科大学で化学工学を学ぶ。ヒルベルトの下で数学基礎論、集合論などに業績を上げ、量子力学の数学的基礎付けを行った。またゲーム理論を創始してモルゲンシュテルンと共に経済学へ応用。1930年に渡米し、プリンストン高等研究所に勤務。第二次大戦中のマンハッタン計画で重要な役割を果たした。戦後は計算機科学の研究を進め、コンピュータの動作原理「ノイマン型」に名を残している。