ヴィクトル・ユゴー
Victor-Marie Hugo(1802-1885)
フランスの詩人・小説家・政治家
ブザンソン出身。早くから王党派詩人として頭角を現す。1827年の戯曲「クロムウェル」序文で古典派演劇を否定、30年の戯曲「エルナニ」が一大騒動を起こし、ロマン派演劇全盛への画期となった。のち共和政議員に選ばれるが、ルイ・ナポレオンのクーデターに反撃したため、19年間を亡命して過ごす。帝政崩壊後に帰国し、旺盛な活動を続けた。代表作に「静観詩集」、小説「ノートルダム・ド・パリ」「レ・ミゼラブル」、戯曲「リュイ・ブラース」など。