アントニン・ドヴォルザーク
Antonín Leopold Dvořák
(1841-1904)
チェコの作曲家
プラハ北部出身。苦学してプラハのオルガン学校を卒業し、ヴィオリストとして活動。1875年にオーストリアの国家奨学金を獲得、ブラームスの紹介で出版した「スラヴ舞曲集」で注目され、後にロンドンでの演奏会を成功させ国際的名声を確立。92年にニューヨークの音楽院の招きで渡米、黒人音楽や民謡に触発された交響曲第9番「新世界より」やチェロ協奏曲などの名作を発表した。スメタナと共にチェコ国民音楽を代表する作曲家と見なされる。
関連人物
- ワーグナー(作曲家):初期のドヴォルザークが影響を受けた。
- スメタナ(作曲家):ドヴォルザークが影響を受けた。
- ブラームス(作曲家):恩人。ドヴォルザークの才能を見抜き後援した。
- チャイコフスキー(作曲家):交流。
- ヤナーチェク(作曲家):交流。
- スク(作曲家):弟子で娘婿。
- ノヴァーク(作曲家):弟子。
- フス(宗教改革者):劇的序曲「フス教徒」の題材。
- エルベン(詩人):交響詩「水の精」などの原詩作者。
(2017/10/22 改作)