ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
Jean-Baptiste-Camille Corot(1796-1875)
フランス・バルビゾン派の画家
パリ出身。織物商の子として修業をするが、父の許しを得て画家の道へ転向。バルビゾンやフォンテーヌブロー、またイタリア各地を旅行して制作活動し、次第に風景画家としてサロンで注目を集める。当初はイタリア滞在で得た明るい色調の作風だったが、1850年頃から銀灰色を帯びた空想的で抒情的な絵を描く。1855年のパリ万博でグランプリを受賞し、風景画の第一人者として名声を確立。風景画以外に「真珠の女」などの人物画でも傑作を残した。
関連人物
- ミシャロン(風景画家):師。
- ベルタン(風景画家):師。
- ミレー(画家):バルビゾン派。
- ルソー(画家):バルビゾン派。
- ドービニー(画家):バルビゾン派。
- ピサロ(画家):弟子。
- モリゾ(画家):弟子。
- ルノワール(画家):コローから影響を受けた。
- ドーミエ(画家):コローの支援を受けた。
参考リンク
- コローの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)