釈迦の似顔絵

釈迦,釈尊,仏陀,ゴータマ・シッダールタのイラスト

釈迦 / ガウタマ・シッダールタ

しゃか / Gautama Siddhārtha
(前463-前383頃 / 前565-前485頃)
古代インドの王族・思想家
仏教の開祖

コーサラ国カピラヴァストゥ出身。釈迦族の王子として養育され、16歳で結婚。やがて人生における四苦(生老病死)の問題を見つめ、その解決を求め、29歳で出家した。高名な仙人を訪ね歩き、山林での苦行を積むも満たされず、35歳の時にガヤー郊外の菩提樹の下で瞑想し、遂に悟りを開いてブッダ(覚者)となる。のち鹿野苑で最初の説法を為し、祇園精舎を拠点に教化と伝道の旅を続ける。80歳にしてクシナガラ郊外の沙羅双樹の下で入滅した。

諸々の事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい。

中村元訳「大般涅槃経」
最後の言葉

関連人物

  • 浄飯王(釈迦族の王):実父。
  • 摩耶夫人(浄飯王の妃):生母。釈迦出生7日後に死別。
  • 摩訶波闍波提(浄飯王の妃):叔母で養母。
  • 耶輸陀羅(釈迦の妃):出家する前の釈迦と結婚し、羅睺羅を生んだ。
  • 頻婆娑羅(マガダ国王):庇護者。竹林精舎を寄進した。
  • 須達多(コーサラの長者):祇園精舎を建立して寄進した。
  • 舎利弗(十大弟子):智慧に優れ、釈迦の教説の理論化に尽力。
  • 目犍連(十大弟子):神通力に優れ、長老格として釈迦の教化を補佐。
  • 摩訶迦葉(十大弟子):釈迦入滅後の経典編纂会議(第一結集)の座長。
  • 阿難陀(十大弟子):従弟。師の説経を多く聞き覚え、第一結集に貢献。
  • 優波離(十大弟子):よく戒律を守り、第一結集に貢献。
  • 提婆達多(異端者):従兄。後に反逆し、新教団の結成と釈迦の抹殺を企んだ。
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