ジョージ・ワシントン
George Washington(1732-1799)
アメリカの軍人・政治家
アメリカ合衆国初代大統領
英領ヴァージニア植民地出身。測量官を務めた後、フレンチ・インディアン戦争に従軍。義兄から農園経営を引き継ぎ、代議会議員も兼ねる。1775年にイギリス本国との武力衝突が勃発すると、大陸軍の総司令官として独立戦争で持久戦に持ち込んだ。戦勝後は憲法制定会議議長に推され、中央政府の樹立に貢献。1789年に合衆国初代大統領に選出され、連邦政府の基礎を確立する。辞任の挨拶で党争や他国との紛争を戒め、孤立主義外交の端緒となった。
関連人物
- アダムズ(副大統領):後任。
- ジェファーソン(国務長官):独立宣言を起草した。反連邦派指導者。
- ハミルトン(財務長官):独立戦争で副官を務めた。連邦派指導者。
- ゲイツ(大陸軍将軍):独立戦争でカナダ方面軍の指揮官として活躍。
- アーノルド(大陸軍将軍):独立戦争でイギリスへ寝返り、裏切りの代名詞となった。
- ペイン(政治思想家):冊子「コモン・センス」でアメリカ独立の必要性を説いた。
- ハウ(イギリスの軍人):イギリス軍の総司令官。
- ルイ16世(フランス王):イギリスに対抗してアメリカ独立戦争を支援。
- ラファイエット(フランスの軍人):義勇兵としてアメリカ独立戦争に参加。
- コシューシコ(ポーランドの軍人):義勇兵としてアメリカ独立戦争に参加。
(2011/10/01 改作)