ヤン・ステーン
Jan Steen(1626-1679)
オランダ黄金時代の画家
ライデン出身。ファン・オスターデやファン・ホイエンに師事したとされる。1648年に同門のメツーと共に画家組合を組織。ハーグやデルフト、ハールレムなどで活動し、様々な流派の技法を吸収して独自の表現様式を確立。70年頃に帰郷し、宿屋兼居酒屋を経営しながら制作を続けた。庶民の素朴な生活や風習に教訓的な内容を含ませ、ユーモラスに描いた作品を多く残した。代表作に「聖ニコラスの祭り」「食前の祈り」「陽気な家族」など。
関連人物
- クニュプファー(画家):初期の師。
- ファン・オスターデ(画家):師とされる。
- ファン・ホイエン(画家):師とされる。後に娘をステーンに嫁がせた。
- ハルス(画家):ステーンが影響を受けたとされる。
- ドウ(画家):ステーンが影響を受けたとされる。
- メツー(画家):ステーンから影響を受けた。
参考リンク
- ステーンの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)