ルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハ
Ludwig Andreas Feuerbach(1804-1872)
ドイツの哲学者
バイエルン州出身。刑法学者アンゼルムの四男。ハイデルベルク大学とベルリン大学で神学を学ぶが、ヘーゲルに感化されて哲学へ転向。やがてヘーゲルからも離れて独自の思想を構築する。1841年出版の主著「キリスト教の本質」において、唯物論的な人間学を確立するとともに、キリスト教を徹底的に批判。自らは政治運動に関わらなかったが、マルクスらの史的唯物論に大きな影響を与えた。