セルゲイ・プロコフィエフ
Sergei Sergeevich Prokofiev
(1891-1953)
ロシア、ソ連の作曲家・ピアニスト
現ウクライナ出身。幼少から音楽の才能を発揮し、ペテルブルク音楽院でピアノと作曲を学ぶ。1918年、革命の混乱を避けて出国し、日本経由でアメリカやパリに滞在。33年にソ連へ帰国して活動した。当初は前衛的な作風だったが、次第に新古典主義的な様式へ移り、帰国後は当局が掲げる社会主義リアリズムに沿った作品を描いた。「古典交響曲」、音楽物語「ピーターと狼」、オペラ「戦争と平和」のほか、ピアノのための作品も多く残した。
関連人物
- リャードフ(作曲家):ペテルブルク音楽院の師。
- リムスキー=コルサコフ(作曲家):ペテルブルク音楽院の師。
- チェレプニン(作曲家):ペテルブルク音楽院の師。
- ミャスコフスキー(作曲家):友人。
- アサフィエフ(作曲家):友人。
- ディアギレフ(バレエ主宰者):バレエ作品の作曲を依頼。
- シェイクスピア(劇作家):バレエ音楽「ロメオとジュリエット」の原作者。
- ペロー(詩人):バレエ音楽「シンデレラ」の原作者。
- ジダーノフ(ソ連共産党局員):プロコフィエフらの作品を批判。
- スターリン(ソ連最高指導者):同年同日に死亡。