アルブレヒト・デューラー
Albrecht Dürer
(1471-1528)
ドイツ・ルネサンス期の画家
ニュルンベルク出身。金細工師の父から作画の基礎を習い、ヴォルゲムートの工房に入門。修業のため各地を遍歴後、2度のイタリア旅行でヴェネツィアに滞在し、現地の芸術家と交流する。動植物の形態、人体比例、遠近法を深く研究して高度な細密表現を確立。後年は皇帝マクシミリアン1世の庇護を受け内外から名声を獲得、名実共にドイツ・ルネサンスを代表する画家となった。自画像を含む肖像画や宗教画のほか、木版画や銅版画を多く手掛けた。
関連人物
- ヴォルゲムート(版画家):師。
- ベッリーニ(画家):ヴェネツィア滞在時に影響を受けた。
- マンテーニャ(画家):ヴェネツィア滞在時に影響を受けた。
- マクシミリアン1世(神聖ローマ皇帝):庇護者。
- グリューネヴァルト(画家):同世代。
- クラナッハ(画家):同世代。
- アルトドルファー(画家):「マクシミリアン帝祈祷書」の挿絵を共作。
- バルドゥング(画家):弟子とされる。
参考資料
- デューラー:1500年の自画像(アルテ・ピナコテーク蔵)
参考リンク
- デューラーの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)
(2017/08/11 改作)