シャルル=ピエール・ボードレール
Charles-Pierre Baudelaire(1821-1867)
フランスの詩人・批評家
パリ出身。法律学校に在籍するも放蕩に明け暮れ、ダンディを気取って遺産を散財し、以後を借金返済に追われることとなる。1845年に美術批評家としてデビューし、ロマン主義絵画を擁護。またポーの小説にも傾倒し、これを仏訳して紹介した。1857年に出版された詩集「悪の華」は反道徳的として処分を受けたが、独特の叙情・官能・退廃・絶望の美学を展開し、象徴主義の先駆をなした。他に散文詩集として「パリの憂鬱」がある。
関連人物
- ド・クインシー(評論家):ボードレールが影響を受けた。
- ゴーティエ(詩人):ボードレールが影響を受けた。
- フローベール(小説家):ボードレールが批評した。
- ドラクロワ(画家):ボードレールが批評した。
- ワーグナー(音楽家):ボードレールが批評した。
- ポー(小説家):ボードレールが批評した。
- ドビュッシー(作曲家):ボードレールの詩による歌曲を作曲。
- ランボー(詩人)
- ヴェルレーヌ(詩人)
- マラルメ(詩人)
参考リンク
- シャルル・ボードレール(フランス文学と詩の世界)
(2013/05/08 改作)