マルティン・ルター
Martin Luther
(1483-1546)
ドイツの神学者・宗教改革者
ヴィッテンベルク大学神学部教授
アイスレーベン出身。エルフルト大学中退後に修道生活へ入り、ヴィッテンベルク大学で神学を講じる。1517年、教皇庁による贖宥状の乱発を批判する「95か条の論題」を提示、論争の末に異端とされた。のちザクセン選帝侯の庇護で聖書のドイツ語訳を進め、説教や著述をしながら福音主義教会の設立に奔走。「信仰によってのみ義とされる」「聖書のみが規範である」「全ての信徒が祭司である」とする主張は、プロテスタントの根本原理となった。
関連人物
- レオ10世(ローマ教皇):大聖堂建築のために贖宥状の販売を認可。
- カール5世(神聖ローマ皇帝):帝国議会でルターを追放処分とした。
- フリードリヒ3世(ザクセン選帝侯):庇護者。ドイツ語聖書の刊行を支援。
- メランヒトン(人文主義者):ルター派として改革運動に協力。
- エラスムス(人文主義者):ルターに同情的だったが後に決裂。
- ミュンツァー(宗教改革者):ルターの影響を受けて農民戦争を指導。
- ツヴィングリ(宗教改革者):聖餐の解釈を巡ってルターと決裂。
- カルヴァン(宗教改革者):ジュネーヴで宗教改革を指導。
- クラナッハ(画家):友人。
- キング(牧師・公民権運動指導者)
参考資料
- クラナッハ父:ルターの肖像(ウフィツィ美術館蔵)