アルフォンス・ミュシャ / アルフォンス・ムハ
Alphonse Mucha / Alfons Mucha
(1860-1939)
チェコの画家・デザイナー
オーストリア領モラヴィア出身。19歳でウィーンに行き、舞台美術工房に勤務。のちミュンヘン美術院を卒業してパリへ渡った。1894年、サラ・ベルナール主演の戯曲「ジスモンダ」のポスターで一躍名声を博し、主に商業分野で活躍。草花をモチーフとした幾何学的文様、平面的で装飾的な画面構成、女性の優美な表現で、アール・ヌーヴォーの第一人者となる。1910年に帰郷し、晩年は祖国に取材した油彩画連作「スラヴ叙事詩」を手掛けた。
関連人物
- シェレ(画家):アール・ヌーヴォーの先駆者。
- グラッセ(装飾美術家):アール・ヌーヴォーの先駆者。
- ゴーギャン(画家):友人。
- ロートレック(画家):友人。
- ロダン(彫刻家):友人。ミュシャが彫刻を制作する際に協力した。
- スメタナ(作曲家):連作交響詩「わが祖国」でミュシャに影響を与えた。
参考リンク
- ミュシャの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)