ポール・ゴーギャン
Paul Gauguin(1848-1903)
フランス・後期印象派の画家
パリ出身。幼年時代をペルーで過ごし、帰国後に航海士を経て株式仲買人となる。ピサロとの交流を通じて絵画を趣味とし、35歳で画業への専念を決意。ブルターニュとマルティニーク島を拠点に制作活動し、輪郭線と色面によって対象を単純化させる総合主義の表現を確立してゆく。ゴッホとの共同生活の破綻後は、象徴派の面々と交友を深める。1891年より憧れだったタヒチへ渡り、現地の人々を描いた。装飾性の強い色彩表現はナビ派などに影響を与えた。
関連人物
- ピサロ(画家):ゴーギャンに影響を与えた。
- セザンヌ(画家):ゴーギャンに影響を与えた。
- ドガ(画家):交流。
- ベルナール(画家):共同で総合主義の表現を確立。
- ゴッホ(画家):アルルで共同生活を試みるが、二ヶ月弱で破綻した。
- ルドン(画家):交流。
- マラルメ(詩人):交流。
- セリュジエ(画家):ゴーギャンから色彩表現を学び、ナビ派を形成。
- ドニ(画家):ナビ派。
- ムンク(画家):ゴーギャンの影響を受けた。
参考リンク
- ゴーギャンの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)