アラム・ハチャトゥリアン
Aram Khachaturian
(1903-1978)
ソビエト連邦の作曲家・指揮者
グネーシン音楽院・モスクワ音楽院教授
トビリシ(現ジョージア)出身。モスクワ音楽院でミャスコフスキーに師事。1937年からソビエト作曲家連盟に参加し、社会主義リアリズムの方針に沿った作品で名声を得た。第二次大戦後はジダーノフによって「形式主義的」と批判されるが、後に名誉回復。故地アルメニアに取材したバレエ「ガイーヌ」で広く知られ、荒々しくも色彩豊かな管弦楽による民族色の強い作風が特長。他に3つの交響曲、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲などを残した。
関連人物
- ミャスコフスキー(作曲家):作曲法の師。
- ワシレンコ(作曲家):管弦楽法の師。
- コミタス(音楽学者):ハチャトゥリアンが影響を受けた。
- ジダーノフ(共産党中央委員会書記):ハチャトゥリアンらを批判。
- プロコフィエフ(作曲家):共にソ連を代表する音楽家。
- ショスタコーヴィチ(作曲家):共にソ連を代表する音楽家。
- アルチュニアン(作曲家):同郷。ハチャトゥリアンの影響を受けた。
- ババジャニアン(作曲家):同郷。ハチャトゥリアンの影響を受けた。
- エシュパイ(作曲家):弟子。
- タリヴェルディエフ(作曲家):同郷の弟子。
- スパルタクス(奴隷反乱の指導者):バレエ「スパルタクス」の題材。
- レールモントフ(作家):劇音楽「仮面舞踏会」の原作者。