ジャコモ・プッチーニ
Giacomo Puccini(1858-1924)
イタリアのオペラ作曲家
ルッカ出身。宗教音楽家の一族に生まれ、教会オルガニストとして活動するが、ヴェルディの作品に感化されてオペラ作曲家を志す。ミラノ音楽院でポンキエッリらに学び、35歳の時に発表した「マノン・レスコー」で地歩を固めた。劇的効果に優れた流麗で親しみやすい旋律、緻密で色彩的な管弦楽法を特長とする。今日でも上演機会の多い代表作として「ラ・ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」、また未完の遺作に「トゥーランドット」がある。
関連人物
- ヴェルディ(作曲家):プッチーニの作風に影響を与えた。
- ワーグナー(作曲家):プッチーニの管弦楽法に影響を与えた。
- ビゼー(作曲家):プッチーニに影響を与えた。
- バッジーニ(作曲家):ミラノ音楽院の師。
- ポンキエッリ(作曲家):ミラノ音楽院の師。
- カタラーニ(作曲家):ミラノ音楽院の先輩で友人。
- マスカーニ(作曲家):ミラノ音楽院の後輩で友人。
- レオンカヴァッロ(作曲家・台本作家):「マノン・レスコー」の脚本に関わった。
(2012/07/09 改作)