ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン
Ludwig Josef Johann Wittgenstein(1889-1951)
オーストリアの哲学者
ウィーン出身。ベルリンとマンチェスターで工学を学び、航空機のプロペラ設計に携わる。ケンブリッジ大学でラッセルに師事。第一次大戦で従軍後、1921年に「論理哲学論考」を出版し、哲学が思考できる限界の画定を試みた。のち故国で小学校教師を務めるが、ケンブリッジへ戻って研究を再開。「論考」で述べた見解に自己批判を加え、「言語ゲーム」や「生活形式」などを基本概念とする新たな哲学を再構築。後の言語哲学や分析哲学に強い影響を与えた。
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(2011/01/10 改作)