モハンダス・カラムチャンド・ガンディー
Mohandas Karamchand Gandhi(1869-1948)
インドの政治指導者・思想家
英領インド・グジャラート州出身。ロンドン留学を経て弁護士となり、南アフリカで人種差別反対運動に関わる。1915年に帰国して国民会議派に加わり、植民地政府によるローラット法などの強圧的な支配に対し、非暴力・不服従運動を提唱。1930年には塩の専売に抗して「塩の行進」を行う。不可触民の解放やヒンドゥーとイスラームの融和などにも取り組むが、独立後に狂信的ヒンドゥー主義者によって暗殺された。マハトマ(偉大な魂)と尊称される。
関連人物
- ティラク(政治指導者):国民会議急進派。スワラージ・スワデーシを主張。
- ゴーカレー(政治指導者):国民会議穏健派。ガンディーの助言者。
- ネルー(独立運動家):国民会議左派。インド独立後の初代首相。
- パテール(独立運動家):国民会議右派。ネルー内閣の副首相。
- プラサド(独立運動家):国民会議中間派。インド共和国の初代大統領。
- S.C.ボース(独立運動家):国民会議左派。後にガンディーと対立して離党。
- ジンナー(ムスリム連盟指導者):パキスタンの分離独立を求めて対立。
- マウントバッテン(インド総督):インドとパキスタンの分離独立を裁定。
- タゴール(詩人):支持者。