中曽根康弘
なかそねやすひろ
（1918-2019）
昭和時代～平成時代の内務官僚・海軍軍人・政治家
第71・72・73代内閣総理大臣
群馬県出身。東京帝国大学法学部卒業後、内務省へ入省。海軍主計少佐として終戦を迎え、1947年の総選挙で民主党から当選。早くから改憲論者として知られ、保守合同後は自民党で科技庁長官・防衛庁長官・通産相などを歴任。1982年に首相となり、国鉄・電電公社・専売公社の民営化を実現。外交ではアメリカのレーガン大統領と盟友関係を築き、日米安保体制の強化にも努めた。87年に首相を辞任し、2003年の総選挙を辞退して政界から引退した。
関連人物
- 河野一郎（自民党河野派会長）：保守合同後に中曽根が属した。
- 岸信介（第57代首相）：中曽根が科技庁長官として初入閣。
- 佐藤栄作（第62-63代首相）：中曽根が運輸相・防衛庁長官を歴任。
- 田中角栄（第64代首相）：中曽根が通産相・科技庁長官を兼任。
- 鈴木善幸（第70代首相）：中曽根が行政管理庁長官として入閣。
- 後藤田正晴（内閣官房長官）：副総理格として重用された。
- 竹下登（第74代首相）：中曽根から後継の指名を受けた。
- 小泉純一郎（第88代首相）：中曽根に引退を勧告した。
- レーガン（アメリカ大統領）：「ロン・ヤス」関係と呼ばれた盟友。
- 全斗煥（韓国大統領）：1984年に初訪日。
