パブロ・デ・サラサーテ
Pablo de Sarasate(1844-1908) スペインの作曲家・ヴァイオリニスト パンプローナ出身。幼少からヴァイオリンの才能を発揮し、12歳でパリ音楽院に入学。卒業後は欧米諸国を演奏旅行して、パガニーニ以来の巨匠として名声を博した。またサン=サーンス、ラロ、ブルッフなど同時代の作曲家からも認められ、多くの楽曲を献呈されている。作曲家としては「ツィゴイネルワイゼン」が広く知られるほか、「スペイン舞曲」「カルメン幻想曲」など母国の民謡や舞曲を素材にした作品を残した。
関連人物
- ヴィエニャフスキ(作曲家):「ヴァイオリン協奏曲第2番」を献呈。
- ラロ(作曲家):「スペイン交響曲」を献呈。
- サン=サーンス(作曲家):「ヴァイオリン協奏曲第3番」などを献呈。
- ブルッフ(作曲家):「スコットランド幻想曲」などを献呈。
- ホイッスラー(画家):サラサーテの肖像を描いた。
(2012/06/24 改作)