ピョートル・チャイコフスキー
Pyotr Ilyich Tchaikovsky
(1840-1893)
ロシアの作曲家
ウラル地方出身。当初は法務省に勤めるが、役人生活を疎んで音楽へ転向。ペテルブルク音楽院を卒業してモスクワ音楽院の教職に就き、退任後は作曲に専念した。ロシアの民族的素材を西欧ロマン派の様式で洗練化、美しい旋律と繊細で叙情的な楽想を特色とする。バレエ音楽「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」のほか、交響曲や協奏曲など管弦楽作品に傑作が多い。交響曲第6番「悲愴」初演後の急死を巡って様々に憶測された。
関連人物
- アントン・ルビンシテイン(作曲家):交流。
- ニコライ・ルビンシテイン(作曲家):交流。チャイコフスキーが追悼曲を献呈。
- グリーグ(作曲家):交流。
- ドヴォルザーク(作曲家):交流。
- ラフマニノフ(作曲家):チャイコフスキーの影響を受けた。
- ダンテ(詩人):「神曲」の作者。
- シェイクスピア(劇作家):「ロメオとジュリエット」の作者。
- ペロー(童話作家):「眠れる森の美女」の作者。
- バイロン(詩人):「マンフレッド」の作者。
- プーシキン(詩人):「エフゲニー・オネーギン」の作者。
(2017/03/24 改作)