ソフォニスバ・アングイッソラ
Sofonisba Anguissola(1532-1625)
イタリア・ルネサンス期の画家
クレモナ出身。地元の画家から絵画を学んだ後、ローマへ旅行し、滞在中にミケランジェロからデッサンの指導を受けた。1558年にミラノへ赴き、アルバ公の肖像を制作。この仕事が契機となってスペイン王フェリペ2世に招かれ、以後18年間を王妃の宮廷画家として活躍する。1578年頃に宮廷を離れ、晩年はパレルモやジェノヴァで若手の指導をしながら余生を過ごした。宗教画や歴史画は描かず、自画像や身近な人々の肖像を多く残している。
関連人物
- ミケランジェロ(芸術家):デッサンの添削指導をした。
- フェルナンド(アルバ公):アングイッソラをフェリペ2世に紹介。
- フェリペ2世(スペイン王):庇護者。
- ヴァン・ダイク(画家):晩年のアングイッソラと交流。
(2011/11/09 改作)