ティコ・ブラーエ
Tycho Brahe(1546-1601)
デンマークの天文学者・占星術師
スコーネ地方出身。コペンハーゲン大学へ入り、ドイツ各地の大学に遊学。天体観測に興味を抱き、日食・月食・惑星の合などを観察。1572年にカシオペヤ座の超新星(ティコの星)を発見して光度変化を観測する。国王フレゼリク2世の庇護を受け、のち神聖ローマ皇帝の招きでプラハへ移り、ケプラーと共同研究を行った。年周視差を検出出来なかったため地動説には否定的で、「太陽は諸惑星を従えて地球の周囲を公転する」という折衷案を主張した。