アルカンジェロ・コレッリ
Arcangelo Corelli
(1653-1713)
イタリアの作曲家・ヴァイオリニスト
ラヴェンナ近郊出身。ボローニャでヴァイオリンを学び、1671年頃にローマへ出て教会のヴァイオリニストとして活動したとされる。以後、各地の王侯や枢機卿に仕え、宮廷の音楽界などで活躍、ヴィヴァルディやバッハなど後進の音楽家にも影響を与えた。全48曲のトリオ・ソナタ、全12曲のヴァイオリン・ソナタ、全12曲の合奏協奏曲が残され、特にヴァイオリン・ソナタ「ラ・フォリア」や「クリスマス協奏曲 ト短調」で知られる。
関連人物
- ヴィターリ(作曲家):コレッリに影響を与えた。
- クリスティーナ(スウェーデン王族):コレッリが仕えた。
- ストラデッラ(作曲家):友人。合奏協奏曲の原型を開発。
- ガスパリーニ(作曲家):弟子。
- カストルッチ(作曲家):弟子。
- ジェミニアーニ(作曲家):弟子。
- ロカテッリ(作曲家):コレッリの影響を受けた。
- クープラン(作曲家):オマージュ作品「コレッリ讃」を作曲。
- ヴィヴァルディ(作曲家):コレッリの影響を受けた。
- J.S.バッハ(作曲家):コレッリの影響を受けた。
- ヘンデル(作曲家):コレッリの影響を受けた。
参考資料
- ハワード:コレッリの肖像(スターリング・スミス博物館蔵)
(2017/10/01 改作)