ルイ・パスツール
(Louis Pasteur, 1822-1895)
フランスの生化学者・細菌学者
ドール出身。エコール・ノルマル卒業後、リール理科大学などを経て母校教授となる。初期は化学者として酒石酸の異性体と旋光性について研究。のち生物・医学分野へ移り、乳酸発酵・アルコール発酵を証明して低温殺菌法を確立。また生物の自然発生説を否定した。後年は感染症を研究し、狂犬病などのワクチンを発明している。
関連人物
- ジェンナー(医学者):パスツールが敬意を表して「ワクチン」の名を広めた。
- ベルナール(生理学者):共に低温殺菌の実験を行った。
- コッホ(細菌学者):共に「近代細菌学の祖」と並び称されている。
- リスター(医学者):パスツールらの研究をもとに消毒法を確立。
(2011/12/04 改作)