ニコラ・プッサン
Nicolas Poussin(1594-1665)
フランス・古典主義の画家
ノルマンディー地方出身。パリへ出てフォンテーヌブロー派に絵画を学ぶ。1624年にローマへ渡り、当時流行のバロック様式を取り入れるが、次第に抑制された色調と安定的な構図による古典主義様式を確立。ルイ13世の招きを受け、王室画家としても一時活動した。神話画・宗教画・風景画などを幅広く手掛け、弟子ルブランによってアカデミーの規範とされたため、フランス絵画の伝統の形成に重要な影響を及ぼした。代表作に「アルカディアの牧人たち」など。
関連人物
- ティツィアーノ(画家):プッサンが影響を受けた。
- ラファエロ(画家):プッサンが影響を受けた。
- カラッチ(画家):プッサンが影響を受けた。
- ルイ13世(フランス王):プッサンを王室画家に招聘。
- リシュリュー(枢機卿・宰相):庇護者。
- ヴーエ(画家):王室画家の同僚。
- ルブラン(画家):弟子。王立アカデミーの創設者の一人。
- ダヴィッド(画家):プッサンの影響を受けた。
- アングル(画家):プッサンの影響を受けた。
参考リンク
- プッサンの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)
(2012/07/25 改作)