パルミジャニーノ / フランチェスコ・マッツォーラ
Parmigianino / Francesco Mazzola(1503-1540)
イタリア・マニエリスムの画家
パルマ出身。パルミジャニーノは「パルマの小僧」を意味する通称。叔父から絵画の基礎を習い、聖堂内の壁画制作に携わっていた際、同僚のコレッジョにも学んだとされる。1524年にローマへ出て活動するが、ローマ略奪に巻き込まれてボローニャへ逃れた。後に帰郷し、37歳の若さで死去。上下に引き伸ばされてS字にうねる人体や、幻視的な色彩表現を特徴とし、マニエリスムの典型を示している。代表作に「凸面鏡の自画像」「長い首の聖母」など。
関連人物
- レオナルド(芸術家):パルミジャニーノが影響を受けた。
- ミケランジェロ(芸術家):パルミジャニーノが影響を受けた。
- ラファエロ(画家):パルミジャニーノが特に影響を受けた。
- コレッジョ(画家):師とされる。
- ロッソ・フィオレンティーノ(画家):交流。
参考リンク
- パルミジャニーノの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)
(2010/12/06 改作)