ベドルジハ・スメタナ
Bedřich Smetana
（1824-1884）
チェコの作曲家
ボヘミア北部出身。幼少から楽才に優れ、プラハなどで音楽を学ぶ。オーストリア帝国の支配に抗する民衆運動（1848年革命）に同調、一時スウェーデンへ移る。60年代に入って帝国の抑圧が緩むと帰国し、新たな国民音楽としての啓蒙活動を行い、保守派の反発を受けながら劇場指揮者としても活躍。後年は聴覚を失いながらも創作を続け名声を高めたが、次第に精神を悪化させ病没した。代表作に交響詩「我が祖国」、歌劇「売られた花嫁」など。
関連人物
- ベルリオーズ（作曲家）：スメタナに影響を与えた。
- リスト（作曲家）：スメタナの管弦楽曲に影響を与えた。
- ワーグナー（作曲家）：スメタナの歌劇に影響を与えた。
- ミュシャ（画家）：「我が祖国」に刺激され、連作「スラヴ叙事詩」を制作。
（2012/07/09 改作）
