エドモンド・ハレー
Edmond Halley(1656-1742)
イギリスの天文学者
ロンドン出身。オックスフォード大学卒業後、南大西洋のセントヘレナ島へ渡って天体を観測し、1679年発表の「南天星表」で名声を確立。のち1682年に観測した大彗星を、1456年、1531年、1607年と約76年で回帰する周期彗星であると同定し、その軌道を計算して再出現を予言。死後に予言は証明されて「ハレー彗星」と命名される。他に月の永年加速や恒星の固有運動の発見、また気象学の分野でも業績を残し、晩年はグリニッジ天文台長を務めた。
関連人物
- フラムスティード(天文学者):初代グリニッジ天文台長。
- ニュートン(科学者):友人。「プリンキピア」出版を支援された。
- ケプラー(天文学者):1607年の彗星(ハレー彗星)を観測。
- メビウス(数学者・天文学者):ハレー彗星について研究。
(2011/10/27 改作)