エゴン・シーレ
Egon Schiele(1890-1918)
オーストリアの画家
ウィーン近郊出身。ウィーン美術アカデミーに進むも保守的な学風に馴染めず、学外でクリムトに師事。1909年に仲間と新芸術グループを設立し、この頃にゴッホやムンク、表現主義の影響を受ける。第一次大戦を経て出品した分離派展で一躍評価を高め、活動が軌道に乗ろうとした矢先、当時猛威を振るっていたスペイン風邪によって早世。硬く波打った描線と強烈な色彩によって、退廃的な雰囲気を醸した男女のほか、肖像画や静物画などを描いた。
関連人物
参考リンク
- シーレ – 画家紹介と作品(無為庵乃書窓)