エル・グレコ / ドメニコス・テオトコプーロス
El Greco / Doménikos Theotokópoulos(1541-1614)
マニエリスム後期のギリシャ人画家
クレタ島出身。生地でビザンティン様式を身に付け画家として独立。イタリアでヴェネツィア派やミケランジェロなどの作品に学び、ファルネーゼ家と交流を持った。1576年頃にスペインへ渡ってフェリペ2世の宮廷画家を志すが果たせず、トレドの宗教画家として活動した。上方に引き伸ばされた人体や画面構成、燐光色による神秘的な表現でマニエリスムの最後を飾る。死後長らく忘れられていたが、19世紀末の印象派の画家やピカソらによって再評価された。
関連人物
- ティツィアーノ(画家):グレコが影響を受けた。
- ティントレット(画家):グレコが影響を受けた。
- バッサーノ(画家):グレコが影響を受けた。
- コレッジョ(画家):グレコが影響を受けた。
- ミケランジェロ(画家):グレコが影響を受けた。
- パルミジャニーノ(画家):グレコが影響を受けた。
- フェリペ2世(スペイン王):庇護者。
- セザンヌ(画家):グレコから影響を受けた。
- ピカソ(芸術家):グレコから影響を受けた。
参考リンク
- エル・グレコの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)