フランス・ハルス
Frans Hals(1581/85-1666)
オランダ黄金時代の画家
アントウェルペン出身。ヴァン・マンデルに師事し、1611年にハールレムの画家組合に登録。当地の市民の風俗や肖像を多く描くが、長命ながらも晩年は不遇で、養老院に没した。人物の生き生きとした表情を的確に捉え、細部を省略しながら素早い筆致で描く画風は、19世紀フランスの画家などに影響を与えた。「聖ゲオルギウス市警備隊の士官たちの晩餐」などの集団肖像画や、「陽気な酒飲み」「笑う騎士」「ジプシー女」といった単独人物画で知られる。
関連人物
- ヴァン・マンデル(画家・歴史家):師。
- ルーベンス(画家):ハルスが影響を受けたとされる。
- レイステル(画家):弟子とされる。
- ブラウエル(画家):弟子。
- オスターデ(画家):弟子。ステーンの師。
- フェルスプロンク(画家):ハルスの影響を受けた。
- ファン・デル・ヘルスト(画家):ハルスの影響を受けた。
- マネ(画家):ハルスの影響を受けた。
- モネ(画家):ハルスの影響を受けた。
参考リンク
- ハルスの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)