フレデリック・フランソワ・ショパン
Frédéric François Chopin
(1810-1849)
ポーランドのピアニスト・作曲家
ワルシャワ近郊出身。幼少からピアノと作曲の才能を示し、わずか7歳でデビュー。ワルシャワ音楽院を卒業後はパリへ出て研鑽を積むかたわら、サロンで芸術家や文人たちと交流する。リストの紹介で女流作家サンドと知り合い、以後9年間の同棲生活を過ごした。ピアノの演奏法や表現様式を研究し、祖国ポーランドの民族舞曲を元にしたマズルカやポロネーズのほか、ワルツ、ノクターン、エチュード、スケルツォなど多彩なピアノ曲を残した。
関連人物
- エルスネル(作曲家):ワルシャワ音楽院の師。
- フンメル(作曲家):ショパンのピアノ書法に影響を与えた。
- フィールド(作曲家):ノクターンを創始し、ショパンに影響を与えた。
- ベッリーニ(作曲家):友人。ショパンに影響を与えたとされる。
- ベルリオーズ(作曲家):友人。
- メンデルスゾーン(作曲家):友人。
- シューマン(作曲家):友人。
- リスト(作曲家):友人。
- アルカン(作曲家):友人。
- サンド(作家):リストの紹介で知り合い交際した。
- ドラクロワ(画家):友人。ショパンとサンドの肖像を描いた。
参考資料
- シェフェール:ショパンの肖像(ドルトレヒト美術館蔵)
(2017/04/02 改作)