グスタフ・マーラー
Gustav Mahler
(1860-1911)
オーストリアの作曲家・指揮者
ボヘミア地方出身。ウィーン音楽院、ウィーン大学でピアノと和声学を学ぶ。20歳から指揮活動を始め、各地の歌劇場で活躍。ワーグナーやモーツァルトを中心に取り上げ、名指揮者としての地位を確立、1907年に渡米してニューヨークで活動した。また作曲も手掛け、大規模な管弦楽を伴った多声的・重層的な書法を特徴とする。10曲の交響曲のほか、歌曲集「少年の魔法の角笛」「さすらう若人の歌」「亡き子をしのぶ歌」などを残した。
関連人物
- モーツァルト(作曲家):マーラーがレパートリーとした。
- ワーグナー(作曲家):マーラーがレパートリーとした。
- ブルックナー(作曲家):ウィーン大学の師。
- ジャン・パウル(小説家):マーラーが影響を受けた。
- ショーペンハウアー(哲学者):マーラーが影響を受けた。
- ニーチェ(哲学者):マーラーが影響を受けた。
- ヴォルフ(作曲家):ウィーン音楽院の同期。
- リヒャルト・シュトラウス(作曲家・指揮者):同業の友人。
- シェーンベルク(作曲家):交流。
- フロイト(精神科医):神経症に悩むマーラーを診療した。
(2013/03/30 改作)