ジャン=フランソワ・ミレー
Jean-François Millet(1814-1875)
フランス・バルビゾン派の画家
ノルマンディー地方出身。シェルブールで絵を学び、パリへ出て新古典主義のドラローシュに師事する。当初はアカデミックな肖像画や宗教画、神話画を描くが中々認められなかった。1848年の二月革命後、サロンに出品した「箕をふるう人」を機に農民を主題とする作風へ転向する。翌49年、共和国政府から制作依頼を受け、その報酬でバルビゾンへ移住。代表作となる「落穂拾い」「種をまく人」「晩鐘」「羊飼いの少女」などの農民画を残した。
関連人物
- ドラローシュ(画家):師。
- プッサン(画家):ミレーが影響を受けた。
- コロー(画家):バルビゾン派の先駆者。
- ルソー(画家):バルビゾン派。
- ドービニー(画家):バルビゾン派。
- ゴッホ(画家):ミレーの影響を受けた。
- ダリ(画家):「晩鐘」の再解釈を行った。
参考リンク
- ミレーの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)