ヨーゼフ・ハイドン
Franz Joseph Haydn
(1732-1809)
オーストリアの作曲家
エステルハージ侯爵家宮廷楽長
ニーダーエスターライヒ出身。少年期を聖歌隊員として過ごし、17歳で独立してからは個人教師や楽団演奏をしながら作曲を習得。29歳でエステルハージ家の副楽長(のち楽長)の職に就き、晩年まで作曲や楽団運営、オペラ公演などに従事する。名声を確立後は各国からも依頼を受けるようになり、ロンドンでの演奏会も大成功を収めた。作品は多岐に渡り、特に交響曲や弦楽四重奏曲の様式を模索・完成させ、古典派音楽の基礎を築いた事で名高い。
関連人物
- ミヒャエル・ハイドン(作曲家):弟。特に教会音楽の分野で活躍。
- ポルポラ(作曲家):ウィーン滞在時の師。
- C.P.E.バッハ(作曲家):ハイドンに影響を与えた。
- ヘンデル(作曲家):ハイドンのオラトリオに影響を与えた。
- フランツ2世(神聖ローマ皇帝):ハイドンが「皇帝讃歌」を献呈した。
- モーツァルト(作曲家):交友。ハイドンに「弦楽四重奏曲集」を献呈。
- クラウス(作曲家):交友。ハイドンに「交響曲ハ短調」を献呈。
- ヴィオッティ(作曲家):ロンドン滞在時に交流。
- プレイエル(作曲家):弟子。
- ベートーヴェン(作曲家):弟子。
参考資料
- ハーディ:ヨーゼフ・ハイドンの肖像(王立音楽大学博物館蔵)
(2017/01/29 改作)